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pretenderの備忘録

2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団  50周年記念特別演奏会

プログラムで3ページにわたり、指揮者の解説。 プレトークでは、楽譜通りをいつものように強調し、第一楽章後に休憩。マーラーは5分以上とあったらしいが、20分。金管はPの最上部からの演奏も入れ、歌手はホルン手前、木管の隣に。合唱は100名程度で、男女比…

群馬交響楽団 東京定期演奏会

常任指揮者ラストコンサート言うことで、気合が入っていた。プレトークの最後に第九は65分でと言っていた。 西村作品は、最後のもので、初演も飯森がしたもの。現代曲っぽい感じで、西村っぽくないかなと感じた。 第九は、独唱が歩いて歌ったり、(結果指揮…

なぜ世界は存在しないのか

マルクス・ガブリエル著 講談社2018 原著は2013年。形而上学、構築主義を批判し、新しい実在論を提示する。判りやすい。 世界、存在、自然科学の限界、宗教の意味、芸術の意味を論じ、テレビを論じる。現在であれば、ネットも論じてほしいところ。 切れ味の…

3月企画公演 鷺・名取ノ老女

狂言、お元気な万作先生にただただ感動。萬斎さんも今年還暦と思えぬ若々しさ。笛が入って舞う。復活させるのは大変だったろう。 能、地謡は大変だったと思うどうやって復活させたのか。最後の見どころは宗家が。 いい着物召されてる御婦人が多い 2026/3/28 …

三月大歌舞伎 昼の部 Bプロ

松緑は若々しく演じる。岩藤は巳之助の方が怖さが出ていたと思う。先代萩の八汐なんかも良いだろう。 萬壽も悪くないが、時蔵を観てしまうと、世代交代を感じる。 河竹黙阿弥 作 加賀山直三 補綴 通し狂言 加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ) 骨…

東京春祭 合唱の芸術シリーズ vol.13 シェーンベルク《グレの歌》

あいにくの天候で、上野の桜は三分咲き。春祭のN響は、ワーグナーをコンサート形式をやってきたけど、長くてしんどいので、行ったことない。 リハたっぷりの1回公演で気合い入ってました。合唱は200名で男性が8割くらい。オケも、Vnがそれぞれ20丁、Vc12、Cb…

三月歌舞伎 昼の部 Aプロ

十五年前に南座で当時の亀治郎で観た。ちょっと水を使った記憶。 巳之助も時蔵もしっかり。 最後に7代目、真っ直ぐ立ってられないのだが、歩けるし、声も出ていた。 芝翫、良い役をもらった、最後の立ち回りとか、ここまでしてやることあるのか。 息子の歌之…

三月大歌舞伎 夜の部 Aプロ

舞踊はBプロで観ているので、流して観てた。 Aプロ、改めて時蔵は上手いねえ。隼人もBプロの時よりも良くなってる。益々の成長を願う。松緑はニンなんだろうな。満足度高かった。 夜の部 今井豊茂 作 一、壽春鳳凰祭(いわうはるこびきのにぎわい) 帝女御大…

新宿文化センター合唱団演奏会 マーラー交響曲第2番『復活』

リニューアルして初めて行った。 合唱は、200人超で、男女比が1:2で相変わらずバランス悪いなア。 バッティの指揮は情熱的で、東フィルもしっかりとついていって、破綻もなかった。 脇園さん出演は凄いが、第四楽章の出だしのタイミングがどうだったか? カ…

新日本フィル 定期

プレトークはバーンスタインとウィーンフィルがこの曲を録音した時の話。また、彼自身が新日本で若い頃振った際の失敗談等。 演奏は、金管も破綻なく、ハンマーは3回。無難に終えたという感じか。凄く迫ってくるものが欲しいが。。。 2026/3/21 トリフォニー…

特権キャリア警察官

日本を支配する600人の野望 時任兼作著 講談社2018 警察キャリアの出世ルートの分析、人事を巡る暗闘、47都道府県の不祥事とその時のキャリアのその後、後藤田や土田等の伝説のキャリアについて、キャリアの不祥事、変化、とまあ面白い。 よく不祥事を調べた…

花形歌舞伎 特別公演 桜プロ

国宝で取り上げられ、鴈治郎家のお家芸が一気にメジャーとなった。今回は、鴈治郎が監修し、歌舞伎をよく知らない人にもわかりやすく、二人の愛を前面に出したオリジナルだが、有名なシーン等はしっかり残っている。時間は多分変わらないと思うが、曽根崎の…

世界最高の辞典を作った名もなき人びと

サラ・オーグルヴィ著 早川書房2025 原著は2023年。オーストラリア出身で、オックスフォードの言語学教授が、オックスフォード英語大辞典の編纂の歴史を紐解く。学者の編集者だけでなく、Wikiの先駆となるような様々な人が貢献している事実が明らかにされて…

欲望という名の電車

篠井英介は、2001年から2007年まで三度演じているらしい。私は今回、初めて観た。田中も当時からスタンレーで付き合っているようだ。 ステージをL字型に囲むように客席があり、通路を縦横に利用して進む。 篠井英介は、女形としてのブランチを演じるが、18年…

東博でバッハ vol.76 堀米ゆず子(ヴァイオリン)

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ 全曲演奏会 第一夜 安定で円熟の演奏。 平成館はライトの調整をしないのだが、法隆寺宝物館のように暗くしたらバッハは良いのになあと感じた。 日時・会場 2026年3月17日 [火] 19:00開演(18:30開場)東京国…

音楽劇 『コーカサスの白墨の輪』

設定を近未来にして、舞台上のバンドのロック調の音楽を入れた演出で、斬新。客席を出演者が駆け回る。狂言回しとして、主に一路が語り、歌う。オリジナルの母と子に、AIを絡め、反戦も色濃く。 ハッピーエンドに終わらせず、その後を語る。なかなかシュー…

三月大歌舞伎 夜の部 Bプロ

鳳凰祭、登場人物が多いが、20分程度。見せ場もなく、揃いましたみたいな。 三人吉三、巳之助が上手くはまっている。時蔵は見事。隼人もニンではあるのだが、もう少し頑張って欲しい。染五郎の十三郎、左近のおとせ、左近が女形に取り組んでいくのなら、この…

流白浪燦星 碧翠の麗城

第一弾に比べると、テンポが悪い。冗長な感じ。ストーリーもイマイチ面白みに欠けた。役者さんはみんな頑張ってるとは思うのだが。中車を観てると、この人は幼い頃、チャンバラごっことかしてこなかったんだろうなというのがわかっちゃうんだよなあ。彼の責…

ベートーヴェン捏造

名プロデューサーは嘘をつく かげはら史帆著 河出文庫(2023) 原著は2018年。昨年、映画を先に観てしまったが、面白かった。推理小説を読んでいるようであり、人間の物語を読んでいるようであり、間に説明的な考察があったりして。もともとは論文として書か…

東京春音楽祭2026 オープニング・ガラ・コンサート 室内楽の夕べ〈第一夜〉

出演者の急病で若干プログラムは変わったようだが、しっかりとした奏者が、きっちりと聴かせてくれる。 会場に出向かず、ストリーミングで聴いてみた。音よし、画像よし、画像の調整可、値段安い、室内楽だとこれで良いんじゃないかと思ってしまう。オーケス…

危険なワルツ

岩松は不条理劇というイメージだが、今回は比較的わかりやすい。嫉妬とか人間のドロドロした面を割合とストレートに描いている。結末が何だったのかというのは相変わらずのわかりにくさではあるが。 松雪は最近はお母さん役も多かっただが、今回はかなり年増…

国語事件殺人辞典

初日ということで、関係者多かったが、満席にはなっていない。 前半の筧の国語の乱れを指摘する長セリフが、素晴らしい。歌舞伎であれば拍手喝さいの場面。 後半が特にだが、ダレた感じがして、もっと短くスッキリさせた方が良かったと思う。 2026/3/7 紀伊…

クロード・モネ ― 風景への問いかけ

時間指定であるが、入場に列ができていて、1階でチェックがあり、2階にロッカーがあり、これが小さい、少ないで待ってる人も多い。たまたま空いているところに、押し込んだ。3階に上がって、そこから列があり、エレベーターで6階に。ここから展示ということ…

ドン・ジョヴァンニ

このプロダクション、そこそこカネがかかってるのだが、美術がなんかイマイチ。 歌手陣はメインが来日組で、しっかりと歌い上げ、不安がない。 飯森も、振り慣れている東響をしっかりとコントロールして、仕上げた。 まあまあだったのではないか。 2026/3/5 …

「世界の終わり」の地政学 上・下

野蛮化する経済の悲劇を読む ピーター・ゼイハン著 集英社2024 原著は2022年。著者はブレマーのようなコンサルタント。グローバルな時代は終わったとして、輸送、金融、エネルギー、工業用原材料、製造業、農業について、コンサルタントのレポートよろしく、…

都響定期

6年前にコロナで中止になったブリテンの春の交響曲。 初めて聴く。実際はカンタータ。 6年前に大野が40分近く解説している動画が残っているので、きっちり予習もできた。 合唱も、ソリストも、オケもしっかりとした演奏で、迫力もあり、良かった。 大野の誕…

秩序崩壊

21世紀という困難な時代 ヘレン・トンプソン著 東洋経済新報社2025 ケンブリッジの政治学者による大著。原注だけで70ページ以上あり、本文が460ページ。エネルギーを中心とした地政学、通貨を中心とした経済、民主主義と3つのパートで構成されている。あれは…

木挽町のあだ討ち

2026/3/3 バルト9 原作も読んだし、歌舞伎バージョンも観た。 平日昼間であったが満席に近かったか。ただ、新宿でやっているのが、109プレミアムとバルト9で、ピカデリーもTOHOもやっていなくて残念。バルト9は、値段も高いし、あまり好きな映画館ではない。…